歯が痛い~一般歯科~

虫歯かな?と思ったら早めに治療しましょう

虫歯は歯の病気として大変ポピュラーなものですが、虫歯にならないように毎日ブラッシングしていても、なかなかうまくいかない方が多く、いつの間にか患ってしまうポピュラーな病気です。こちらでは、相模原市、京王相模原線・JR横浜線「橋本駅」徒歩2分の歯医者「たかはしデンタルクリニック」が、一般歯科の中で虫歯についてお話しします。虫歯について詳しく知って、治療や予防につなげてください。

痛みを感じる→症状はかなり進行しています

痛みを感じる→症状はかなり進行しています

虫歯は初期段階ではほとんど自覚症状がありません。そのままケアが不十分な状態が続くと、どんどん進行していきます。進行すればするほど歯の健康な部分が浸食されていき、歯の神経に近づいていきます。すると冷たい物がしみるようになり、痛みを感じるようになるのです。虫歯が悪化すればするほど、治療に入っても歯を削る量が増えてしまい、治療も複雑になり通院回数も増えがちです。

虫歯ができるまで

【1】まず

食事やおやつを摂るとお口の中に糖分が残ります。

【2】すると

お口の中の虫歯菌が食べ物の中に含まれる糖分を分解して繁殖します。

【3】さらに

虫歯菌がプラーク(歯垢)を形成し歯に付着し、「酸」を出します。

【4】やがて

酸が歯を溶かし虫歯が発生。進行していきます。
虫歯の進行一覧
進行段階 イメージ 症状 おもな治療法や処置
【CO】
歯の表面の脱灰
【CO】 歯の表面の脱灰 歯の表面が溶かされエナメル質の成分が溶け出した状態です。白濁程度の変化なのでなかなか気づきません。この段階は歯の再石灰化を促すことで治癒が期待できます。 歯の汚れを落とすための適切なブラッシング指導をします。またフッ素塗布で歯の再石灰化を促します
【C1】
エナメル質の虫歯
【C1】エナメル質の虫歯 エナメル質が溶かされ茶色や黒色に変色した状態です。痛みはまだありません。 虫歯部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)で補います。
【C2】
象牙質の虫歯
【C2】象牙質の虫歯 エナメル質の内側の象牙質にまで虫歯が進行した状態です。冷たい物や甘い物がしみることがあります。 虫歯部分を削り、大きさに応じてレジンを詰めるか詰め物を装着します。
【C3】
神経にまでおよんだ虫歯
【C3】神経にまでおよんだ虫歯 歯の神経にまで虫歯菌による汚染が進んだ状態です。何もしなくてもズキズキと痛みます。 虫歯菌に汚染された神経や血管を取り除く「根管治療」を行い、土台をつくり被せ物を装着します。
【C4】
歯根に達した虫歯
【C4】歯根に達した虫歯 歯冠(歯の上の部分)がほとんど溶かされた状態です。神経が死んでしまうといったん痛みはなくなりますが、歯の根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。 ほとんどの場合抜歯が必要になります。抜歯後は入れ歯治療インプラント治療・ブリッジ治療で歯の機能の回復を図ります。
アフターケアを忘れずに~虫歯の再発予防~

虫歯は再発しやすい病気です。虫歯の発症や進行は生活習慣に左右されますので、悪習慣を改善しないとお口の中は虫歯になりやすい環境になってしまうのです。また虫歯治療した部位の歯と詰め物・被せ物の間にわずかなすき間があると、そこから細菌が入り込み、ふたたび虫歯を引き起こしてしまうこともあります。そうならないように毎日の生活習慣を見直し、口腔ケアを行いましょう。そして歯医者での定期検診を活用してください。

虫歯になりにくい生活習慣のポイント

  • 虫歯菌の栄養源になる甘い物の摂取を控えましょう
  • 毎日ブラッシングしてお口の汚れを落としましょう
  • とくに就寝前に念入りにブラッシングして眠っている間の虫歯菌の繁殖を抑えましょう
  • 規則正しい生活を送り免疫力を高く保つのも感染症の一種の虫歯予防につながります

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